|
先進医療の内容(概要)
- ◆先進医療の名称
- 超音波骨折治療法
- ◆適応症
- 四肢の骨折(治療のために手術中に行われるものを除く。)のうち、観血的手術を実施した場合に限る。
- ◆内容
- (先進性)
- 現在、四肢の骨折の治療においては、牽引・徒手整復、観血的手術、ギプスス固定等による「整復」と「固定」が主な治療であるが、超音波骨折治療法は整復、固定後の治療であり、骨癒合過程を促進する技術という点で先進性がある。
- (概要)
- 従来の骨折治療では、骨折部の整復・固定を行った後は、治癒過程を自然過程に任せるのみで、積極的に骨癒合を促進する方法はなかった。
超音波骨折治療法は、微弱な超音波を1日1回20分間、骨折部に与えることが骨折治癒を促進する治療法であり、新鮮骨折の骨癒合期間を短縮することが複数の臨床実験で報告されている。メタアナリシスのエビデンスもある。
本治療法は非侵襲的であり、非常に微弱な超音波出力なので副作用も少なく、従来の骨折治療に追加するだけのものであり、有用な治療法である。
* 本治療法に用いる「超音波骨折治療器」は、すでに薬事承認を受けた医療用具であり、効能・効果は「四肢の骨折の治癒促進」である。「難治性骨折」に対しては「難治性骨折超音波治療法」として保険適用がなされているが、新鮮骨折に対しては保険適用されていない。
- (効果)
- 治療期間を短縮することができ、さらに遷延癒合の発生率を低下させることができる。これにより再手術率の減少や入院期間の短縮が期待できる。
- (先進医療に係る費用)
- 先進医療に係る費用(自己負担分) 148,650円(一連の治療につき)
|